■学んだ救急法、旅先で役立つ/平川市緑青園の職員
平川市沖館の特別養護老人ホーム緑青園に勤務する山戸進さんと佐山奨さんの2人が11月10日、旅先の福島市で浴場で倒れた宿泊客に人工呼吸などを施し、一命を救っていたことがわかり、園内で評判になっている。
職員慰安親睦会で福島市を訪れ、ホテル到着後に露天風呂でくつろいでいる時に“事件”は起きた。露天から中へ入った2人が目にしたのは、顔面蒼白で仰向けに倒れている男性。すでに心肺停止状態。2人は救急車の手配を要請し、迷わず応急手当てを試みた。連携プレーが功を奏し、男性は間もなく口から水を吐き出し呼吸を始め、駆け付けた救急車で病院へ。
2人は、「消防署の方を招いて緑青園で開いている救急法の講習が実際に役に立ち、あの男性も大丈夫だったと聞いて本当によかった。これからも学んで身につけたことを生かしていければと思っています」と話している。
■30日付の主な掲載記事
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